こんにちは!
横浜川崎でプロの家庭教師をしております本田裕之です。
この頃、生徒に本や新聞を読んでもらう機会がとても多く、
私側もいろんなものを準備しています。
小学生から高校生まで読めるのはやはり、
読売のKODOMO新聞と中高生新聞といったところでしょうか。
ただ、最近、生徒に人気なのは朝日新聞のGLOBEという新聞です。
先日のGLOBEには、難民を受けいるか受け入れないかの話がメインでされていました。
生徒の先入観では、難民は受け入れるのはいただけないのでは?
というのがあったのですが、この記事を読むと、
「日本は難民を受け入れている人数ってこんなにも少ないんだ!なんで?なんで?」
という疑問になり、いろんな討論をする事ができました。
ニュースでは、ISの影響で、難民を受け入れるべきではない思想が多発しているせいか、
生徒も同じような考え方をしていました。
ただ、新聞を読むと、
「ドイツは難民を多く受け入れて働き手を育てているんだね!」とか、
「マレーシアが難民を受け入れているなんて意外・・・」という言葉が
聞かれました。
その新聞の内容から自分自身はどのように感じとったかは人それぞれですが、
自分の意見を言う事ができるようになるという事はとてもステキな事ですので、
「新聞を読む大切さ」というのを生徒に教える良い機会を与えてくれました。
読売KODOMO新聞は読みやすいけれど、小学生の女の子向きかな~とか、
読売中高生新聞は大人でも満足できる、とても知識をかみ砕いた書き方をしているので、
素晴らしいという意見があります。
生徒の中には、平和的な事が多く書かれている「神奈川新聞」がいいな~とか、
書道といえば、「毎日新聞」だね!とか、
話題にあがってきます。
その中でも一番良いな~と意見をいただけるのが、朝日新聞社が出している「GLOBE」ですね。
特に中学生が、これ読みやすいんじゃないのぉ~と言っちゃって。
新聞に対する抵抗感が無くなった。
新聞って実はテレビ欄だけじゃないんだ!
というお話になっています。
先日の新聞で中学3年生が漢字検定3級に受かる率が低いと書いてありましたが、
漢字の読みは得意だけれども、書きは苦手だな・・・という生徒が多いと思います。
漢字検定6級を中学3年生のはじめから実施して、少しずつですが、
ステップアップして、今は3級がとれるのではないか??というところまで至っている生徒がいます。
やはり、漢字は書く事で覚えます。
ただ、日本人の特性なのかもしれませんが、空に指で漢字の練習をしても覚えるのです。
それは、なぜなのかはよくわかりませんが、
「手を動かして感じを覚える」それが大事なのだと思います。
漢字一字一字をゆっくり丁寧に、とめはね気をつけながら書く。
これが何よりも大切なこと。
そして、新聞に書いてあるレベルの漢字が読みだけでなく、書きもできるようになる。
とてもステキな事です。
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近所に、硬筆を教えている塾が少ないのが最近気になります。
それはなんででしょうか。
漢字をきれいに美しく書く習慣がなくなってきているせいなのでしょうか。
今からの時代、もしかしたら硬筆がまた人気になるかもしれません。
新聞を読まない大人たちに対して、新聞を読む子どもたちが増えてきているのは、
肌で感じていますから。
そして、漢字一字で人へ手紙を送る習慣がはやり出しているような感じがします。
昨年の字としてあげられたのは「安」でしたね。
安倍総理の「安」、安保の「安」・・・ほかにいろんな事が連想できるかもしれません。
たとえば、日本は安全な国ということで「安」が選ばれているのでは?と考える人もいるかもしれません。
ビジュアル世代から心の世代に変わっていくこの時代だからこそ、
漢字一つ一つの意味をかみしめながら、感じることが大事なのだと思います。
家庭教師の仕事をしていると様々な生徒からご意見や感想、をいただきます。
3月の目標は、漢字と親しめるように、漢検ジャーナルを使ったり、朝日新聞のGLOBEを使ったり、
漢検の新教材を使ったりして、生徒にアプローチしていきたいと思います。
長くなりましたが、時代は意外にも「新聞を読む子が増えてきている」と感じています。
大人たちが、もっともっと子ども達に活字慣れをしてもらうように、
「新聞」「本」をたくさん読むように働きかけるのが大事でしょう。
そして、読めるだけでなく、書けるように訓練していくことで、
友達と、メールではなく、手紙や年賀状を書いて気持ちを伝える事が大事なんだよ。
という事を教えていければと思っています。
横浜川崎でプロの家庭教師をしております本田裕之でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
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