こんばんは。
本田裕之です。最近、とても疲れていて、
人生を登山と例えるなら、私はもう、下山しているところかな~と
感じていました。
川崎市にあります大西学園中高等学校の吹奏楽部の子に、
「観にきてくださいね☆」
と、誘っていただきましたので、
本日、行って参りました。
会場はエポックなかはらでした。
去年、一気に混んだ事もあり、
「12時頃だとOKです!」ということで、
12時に会場入口に到着。
さすがに、誰も居ませんでした(笑)
五木寛之の「孤独のすすめ」を読みながら時間をつぶして、
ようやく吹奏楽部所属員の親御さんたちが到着しました。
「将来、結婚予定で噂の!?」
<省略>
そして、15時30分開場。
チケットが前売りが早く売れきれた影響で、当日券の長蛇の列。
すごい人気なんです。
創立は戦前だったような?
今は武蔵小杉から徒歩5~10分のところにある大西学園中高等学校ですから、
今年は入試の倍率がさらに高くなるのでは!?
という感じです。
今日の曲目表が渡されて、ドキッとしました。
「ディープな曲が多い」
あの、感情が思いっきり込められた曲たちが密にそろっていました。
「私、最後まで泣くかも?」
と思いつつ、
開演しました。
私が一番感動したのは、北原白秋と山田耕筰の「この道」
私自身、福岡大学附属大濠高等学校写真部だった時、
よく柳川から南関町辺りの風景や建物を写真で撮っていた時の事を思い出しました。
柳川といえば、川に船を浮かべて、川下りをして、うなぎを食べるとても綺麗なイメージがある
観光地と思われがちですが、
私の中の柳川は、ドブ川と有明海から香る海の風がなんとなく寂しく包み込む街というイメージが
あります。
昔の熊本の姿は、地震の影響でもう見られない残念さはありますが、
昔のその情景を思い出させる、なんといいますか、少年時代の私を思い出して泣いてしまいました。
(たぶん、気づかれたと思います。)
そして、その次の曲が、山口百恵の「いい日旅立ち」
私が九州を捨てて、関東に上京した時の事が、思い出されました。
その当時はリリーフランキーの書いた本がはやった頃で「福岡筑豊から東京へ上京し、東京タワーを見て泣いてしまう」
という事を実は私自身も同じ事をしていましたので、
福岡天神発・新宿西口行きの西鉄高速バスの中で聞いていた「いい日旅立ち」が重なって、
昔を思い出しました。
九州工業大学を卒業して、すぐに上京でしたので、
あわただしい中に聞いていた曲がリストにのっていたのが、とても感動しました。
私は血のつながった親はいないので、もう九州へ帰る理由が無いです。
たぶん、福岡に帰って住む事になったら、1年間は泣き続ける自信はあります(大泣)
覚悟を決めて上京しましたが、うまくいかず、本当、
正直、自分がなんなのかわからない状態です。
西の文化と東の文化は違いすぎますから。
個人的な意見を言いますと、
西は、行動で態度を示す。
東は、陰でこそこそ話をしているつもりで聞こえるように話して、態度を示す文化だと感じています。
文書に残したらダメだから、口で悪口を言っちゃえ!という人がこんなにもいるのか!?関東は!?
という感じがいまだにずっと。。
でも、音楽で自信持って、演奏されると、そのメロディーや歌詞にのって相手の心に響くものだと思っています。
とても良いメロディーで、とても良い歌詞であっても、心を込めて演奏をしなければ、相手の心は動かせません。
でも、今日の大西学園中高等学校吹奏楽部のコンサートを聴いて、
私は良い意味で心を動かされたので、感謝の気持ちでいっぱいです。
心を込めて演奏するのが上手な吹奏楽部というイメージでした。
来年度は東関東大会金賞+代表を狙って楽しんでください。
応援しております!!
本田裕之
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