雪を見ていると。 - NPO法人まなひろ

雪を見ていると。

こんにちは。

本田裕之です。

今日の関東は雪景色ですね。

毎年、この時期は、とても切なくなります。

雪の中、家庭教師を朝から夜まで活動していた時のことです。

バスも来ない、電車もない、ただ、必死に歩き続ける。

根岸線の山手駅に着いた時、

「今日は全て運休です」と駅員さんにお話しされて、

トイレの中で過ごしましたね。

あの駅はとても風通しが良く、

吹雪の時、一番暖かいのは「トイレ付近」なのです。

たくさんの人が駅で電車を待っていましたが、

仕方なく、トイレの近くに集まって「さむ~い」と言いながら、

過ごしていました。

 

そんな「寒い」状況の時に、最後に訪問したご家庭から「泊まってください」と

電話があった時、とても嬉しかったです。

私は、その言葉が「暖かった」です。

 

なんでもそうですが、「バランス」は大事だと思っています。

春に種まきをし、芽を出し、夏になり、そして収穫の秋。

それから冬。

 

特に「雪」は、行動を止めてゆっくり見つめなおすきっかけになるので、

私は好きです。

 

季節も会社も組織も国も、なんか春夏秋冬がありますね。

 

見ごたえがある時期です。

今は肥やしを準備する時期なのか、それとも冷静に物事を判断する時期なのか、

人それぞれあると思います。

 

今、私もそのどれかの気持ちでじっと「雪」を見ています。

日本ですね。

2018/1/22 本田裕之

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