『まなひろ』が、NPO法人となり半年が過ぎました。
初年度の目標の一つに、『地域での関わり方を模索する』ことを挙げていました。
特に、主要メンバーが力を入れていたことの一つとして、学校での学習支援や見守り、給食ボランティア、支援員としての活動でした。
実際、学校現場での活動を通して、「現時点で必要な支援とは何だろう」と考えさせられる場面が増えてきました。
専門学校に勤務するスタッフからは「障がいを抱えた高校生の進路先として、ボーダーフリーの大学を目指させる傾向がある」と声が上がり、専門学校ならではの良さが高等学校の現場であまり伝わっていないのではと感じさせられました。
また、外国につながる子どもたちが、特別支援級に在籍する例が増え、「今」と「過去」の特別支援の形が違ってきたのだと感じています。
そして、通学型学習支援を行っておりますが、「訪問型」の需要が大きいのでは?と感じさせられることが増えてきました。
それは、第一として、家庭内に入って宿題や生活に関する物の整理をしてほしいという希望をされるからです。
家庭内の環境をよくして、そこで調理を教え、彼らが生きやすく生活できるように支援をしていく必要があるかもしれません。
『本当に貧困で困っている人は、外に助けを求めない』
この半年間で感じたことは、まさに上の言葉でまとめられるかもしれません。
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