大阪大学大学院医学系研究科により配布されている
フェイスシールド3Dデータを使ったフレーム印刷を開始します。
コロナ禍で今一番物資が足りていないのが病院、そこで最前線に立つ医師の方々はもはや正規の医療具の調達は間に合わず、代用品をもって急場をしのいでいるニュースを耳にしました。
そんな中、偶然知ったのが大阪大学大学院のフェイスシールドを3Dプリンターとクリアフォルダ(文房具)で作るプロジェクト。クリアフォルダ・・・もはや医療現場はそこまでひっ迫しているのかと驚きました。。
このプロジェクト、現在はクラウド・ファンディングを開始しており、すでに2,000万円近くの出資を集めています。集めた資金を使って、フェイスシールドを量産化し、必要な医療機関に配布する計画のようです。しかしながら、その配布は5月上旬からの予定。それまでにも当然現場には必要なものですよね。
READY FORのプロジェクト: 新型コロナ:命を守るフルフェイスシールドをいち早く医療現場へ
https://readyfor.jp/projects/handaifull-faceshield
このタイムラグは、どうしようもないか・・?
いや、やれることはある。自分たちも3Dプリンターで印刷し協力することです。
我々のNPOで稼働できる3Dプリンターは1台。非力ではありますが、「それまで待ってられない。1個でも2個でも、すぐに欲しい。」という医療関係の方に無償提供させて頂きたいと思います。
申込方法
もしあなたの周りのお医者様、医療関係者の方で必要な方がいらっしゃいましたら、当法人へご連絡下さい。
詳しい案内をさせて頂きます。ご本人の方でなくても代理の方でも結構です。
連絡体制など整うまでは、通常の問い合わせフォームから「フェースシールドの件」とお問い合わせください。
提供するフェイスシールド・フレーム
・3Dデータ Face shield_1.0 スタンダードタイプ
http://www.project-engine.org/#faceshield
※UP PLUS2で印刷するため分割印刷しています、ジョイント部につなぎ目がありますので、ご了承ください。
クリアファイルの着用方法などは大阪大学版とかわりありません。
・制作用3Dプリンター UP PLUS2
・印刷方式/材料 FDM/ABS
・フィラメントの色は選べません。
費用
郵送の場合、送料のみご負担ください。レターパックなど出来るだけ安い方法で発送いたします。
支払い方法については現在準備中ですが、当法人の三菱UFJ銀行またはジャパンネット銀行口座への振り込みとなる予定です。
コロナという強大な敵に最前線で戦う医療関係者の方々に最大の敬意をこめて。微力ながら、われわれに出来ることを実行します。
2020年5月1日 更新
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