私立推薦か、それともインクルーシブか - NPO法人まなひろ

私立推薦か、それともインクルーシブか

12月に入り、寒さがだんだんと厳しくなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

まもなく、面談で「私立高校に推薦するか、それとも他の学校(インクルーシブ推進校)を選択するか」決めないといかない時期になりましたね。

特に、特別支援学級に所属したかったけれども、一般級でなんとか乗り越えてきた子どもたちにとっては、悩まされることかもしれません。

そこで、志望校を決定する際に一番大切にしてほしいこととして、一つあげるとすれば、

「その子自身が行きたいと思っているところに決定すること」だと思います。

たまに、「偏差値」「進学実績」「校則」だけを見て決めようとしている子がいます。

そして、通学時間が2時間ほどかかりそうなのに「電車が好きだから」という理由で、安易にそこに決めようとしている子もときどき見かけます。

学校説明会等へ参加し、実際に目で見て決めるのが一番だと思います。

ただ、インクルーシブ推進校に関しては、学校説明会で説明される内容で傷つくことがあるかもしれません。(説明会の感想を聞くと、今まで自分自身の障がいについてよく知らなかったというショックを受けたという声をよく聞きます)

そのかわり、学校の雰囲気や部活の様子を見て選択することがいいのだと思います。

そして、高校卒業後についてはあまり悲観的にならないように考えることも大事です。

最終的には、その子自身の努力ややりたいことの具体化が将来を決定するのですから。

あきらめないでくださいね。

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