自閉症のこだわり | NPO法人まなひろ

【まさかのここでこだわり発令】

【こずえまま家の日常~進学編の巻き】

こんにちは
寒い日が続いていますが、みんな体調崩していないかな?

自閉スペクトラム症のこだだわり

さて、今回はこずえママの愛息子のストーリー
約2年ぐらい前の出来事


高校卒業後の進路は進学とだけ決めていた息子
きっと3年生になってからどこに行くなんてやっていたら卒業までに決められないかなと思い2年生からスタート


どこでもいいからとりあえずどこか見学しておいでと
とある学校の見学に申し込んだ息子
ここまではいつも以上にスムーズで素晴らしかった
やればできるじゃん!って褒めた


実際に行ってどうだったか尋ねると「楽しかった」と
また次の体験も予約したと聞いて
興味あるのかな?って


2回目も行って楽しかった、また次も予約した
違和感・・・

なんかおかしい(母の直感)


3回目の体験参加前にその学校にそんなに興味があるのか聞いたら
予想外の答えが返ってきて
その答えを聞いて、息子が自閉症だったことを思い出す。。。
「体験会のポイントカードが5回行くと全部貯まるから」
ええっー!?
そこ??
その学校、体験会がポイントシステムになっているようで、そのポイントを全て貯めて進学すると色々な特典が受けられるとのこと
(いつも話聞いてなくて困ることが多いけど、ちゃんと話聞いてるんだなぁーってそこは成長を感じた)
そもそもその学校は進学の選択肢に本人の中では入っていないらしく
ただポイントを埋めたい
それだけが理由で行っていたらしい


別に埋めなくてもいいんだよと伝えたものの、とりあえず行くと本人の意思があるからそこは尊重
またこうゆうシステムの体験会があってもポイントを貯めるためだけに行くのはなしと約束
体験先の学校には申し訳ない気持ちでいっぱいです


日々の日常生活の中に私が予想していない息子の行動というのはちょこちょこあって、その場に遭遇しないと気付かないことは今も多々
行動は繰り返し行う度に強化されていくものだから
それが日常の困りごとにつながらないものであればいいけど
困りごとに繋がりそうな行動が強化されていくと習慣となって崩せなくなることもある
だからこそ、子どものうちに若い時に、柔軟性のあるうちに色んなことを経験することが大事だとこずえママは思ってる
壁はできる限り低いうちに知って、乗り越えたい


自閉症スペクトラム症ってみんな特性はそれぞれ

今回は息子の特性であって、全ての人に当てはまるものではありません
学校その他で息子への配慮について相談してきたこと多々
配慮を申し出る時の私の心の中はいつもザワザワ
先に出る思いは「申し訳ない」という気持ち
ましてや学校は集団生活をする場であってできることとできないことがあるそれは当然のこと
息子ひとりの為に学校はあるわけじゃない
そう、だから無理強いなんてできない
だから相手に理解までは求めない
私だって息子のことを100%理解しているかと尋ねられたらそうは言い切れない
世の中のいろんなことと折り合いをつけながら、こんな人もいるんだなぁって知ってもらうきっかけになったら嬉しい
息子を育てて思うことは
障がいはあるよりない方がいい
でも障がいを無くすことはできない
辛くて泣いたことも勿論ある
そんな出来事も時が経てば笑い話になるって時が経って知った
進学先は色んなことがありつつ、無事に入学決まりました
(願書を出した後にも噓でしょ!って思う出来事があったよー)
春からまた4年間の学生生活
勉強も遊びも精一杯たのしめー!

それがこずえママと息子の日常

最後まで読んでいただありがとうございます😊

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