闇から光へ
ひきこもりだった子が外の世界へ旅立つとき。
とても晴れやかで、自信を持った表情を見せ、
外の世界へむかっていく。
一見、闇から光へ羽ばたいていく背中を見ることが微笑ましく、
ここでハッピーエンドと思いがちだが、
まだまだ、卒業が難しい状態であることが多い。
「親離れ」と「子離れ」の乖離
子どもにとっては「親離れ」をする良いチャンスなのかもしれない。
ただ、親にとって「子離れ」をするタイミングかどうかは、少し疑問に感じることがある。
一生懸命、家庭の中で煮詰まっていた親御さんが「燃え尽きてしまう姿」がどうしても見られてしまう。
急に、自分自身のための時間が出来てしまうおかげか、
「なにをしていいのだろうか・・・」と悩んでしまう親御さんを見てしまう。
「燃え尽き症候群」なのか。
子どもの悩みを傾聴し、家族一人一人の思いを傾聴し、
そして、寄り添っていくことで「ひきこもり」というのは卒業していく様な気がする。
家族間で、お互いどのように考えているのか、何を考えているのか、
意思伝達が上手くいかないときに、起こるようなこと。
家族一人一人のケアを
そして「ひきこもっていた子」が卒業するとき、
その反動で無心になった「家族のケア」が必要だと、
支援を通して感じる。
ここで質問です
あなたは、家族一人一人の良いところを「10個」あげることはできますか?
家族の仲が良いところは、すぐに20個ぐらいはあげるのをみていますが。
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